パートナーが欲しいのにシングル歴が長い女性が、そこから抜け出すのが難しい理由の一つに、アーリートラウマの「きちんとする防衛」の働きがあります。
「きちんとする防衛」が働いている時には、自分を否定する、自分を責める、ということが起こる。
なので記事の最初にはっきりいう必要があります。
「あなたは悪くない。」
すべきことを出来なくても、あなたは悪くない。それだけの事情があった。
あなたが許せる美しさやかわいさに達していなくても、あなたは悪くない。
悪くないと言われても、自分を責めてしまうなら、今はそれでオッケー。
まずはこの、「こんな私じゃだめなんだ」「こんな私だからダメなんだ」と、ダメ出ししたりディスってくる、不当な採点官がいるっていう構造にただ気づいてください。
その声は、評価は、真実じゃない。
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きちんとする防衛が強いと、もうひたすら内にも外にもダメ出しすることになります。
パートナーシップについて学んでも、このダメ出しシステムがうるさくて、うまく活かせないっていうことが起こる。
ダメ出ししているあなたが悪いんじゃなくて、ダメ出ししてるシステムがこころの中にある、って見抜いて解除していく必要がある。そこはあなた自身のために、意思の力を振り絞る必要がある。
あなたが悪いんじゃなくて、バグってるシステムがある。
女性にとって、男性パートナーができない時にすごく影響があるのが、女性性の傷つきなんだけれど、これも基本的にはきちんとする防衛が関わっています。
その性別のネイチャーを発揮することに対して、なんらかすごく否定的なことを言ってるシステムがある。こころの中に。
これを解除していく必要があります。
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きちんとする防衛が強いと、ほんと何につけても否定的な意見がすぐにでてきます。
きちんとする防衛が強くない人は、大抵のことにとくに否定的な意見を持ちません。
何に対してもマル・バツつけようとするシステムがあったら、それ自体、傷ついてボロボロな状態だということを教えてくれてるのです。
まずはその自覚から。
そして、それを変えていくこと、癒していくことを、自分に許してあげてください。
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