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二子渉

婚姻制度(法律上の結婚)を超えた、新しい結婚の枠組み β版

更新日:2022年9月23日

僕はもともと、結婚なんて人生の墓場だくらいに思っていたし、ポリアモリー的傾向がある自覚があったので一対一のパートナーシップが向いているのか自信もありませんでした。

それに僕が見ている限り、人間の、パートナーのことを好きっていう感情は、まず確実に冷めていくものに見えていました。それをなぜ皆見ないふりしてしまうのか、そこを踏まえなかったら関係性なんておかしくならないかって思っていたのね。


それでまだ完成版じゃないんだけれど、いろんな段階の結婚観みたいなものをまとめてみました。



以下表の解説。



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「結婚1.0」


結婚したら基本的には離婚しないで添い遂げることを前提にしていて、それを約束し合う。 そのことで、外貨を稼ぐ労力と、家を回す労力をパートナー同士で保証(?)してあっている。 経済状態や子育てなど生活上の利害の一致で団結し、それの利益のために役割を果たすことをお互いに求め合う権利があると合意している。

僕らの親世代くらいまでの多数派的な結婚で、日本の制度もこういうものを想定していると思われる。 民法上は、同居義務、扶助義務、協力義務、貞操義務とか、重婚の禁止とかありますよね。違反すると民事的にペナルティになる可能性がある。

デメリットとしては、上記をペナルティ付きの義務とすること含め、現実的には妥協と、自分らしさの犠牲の上に成り立ち、お互いがまんし合う必要が少なからずあるというところ。



***



「結婚2.0」


もともと限りなく難しかった女性の経済的な自立が多少なりとも可能な社会になってきて、「なんのためにそんなに我慢する必要があるのか」という当然な疑問が生じた。その結果、生まれてきた新たな結婚観。

それぞれががまんし合うことはできるだけやめて、自分らしさを大切にする。 典型的には、自分の幸せには自分で責任を持つこと(パートナーのせいにしないこと)、別れる時には気持ちよく別れることを目指すことなどを握り合う。

ちなみに僕の一回目の結婚はこういう感じでした。気持ちよく別れてはいないけど。

メリットとしては自分を犠牲にするくらいなら別れるという選択肢がはっきりあること。

デメリットとしては、特定の相手と組む必然性に乏しく、関係性が脆いこと。 また結婚1.0が主流派である今の社会では、別れるのはそれなりに大変だということ。


***


それと備考として、この段階までは婚外恋愛が必然的に多いです。 奇跡的に二人だけで満たされている関係を作っているか、トラウマ的な罪悪感から婚外恋愛を避けているのでない限り、その機会はそこら中に転がってる。

僕が以前婚外恋愛中だった時にそのことを語ると、あとからあとから「自分も実は」と聞かせてくれる人が出てきました。



***



「結婚2.5」


これたしか東大の安冨先生が書いていらした気がするんですが、「おお、合理的!」って感心したんですよね。 更新制の家族システム。結婚も含めて。 結婚2.0をしっかり制度にするとしたらこういう感じになるんだろうなと。

これだと同性婚もポリアモリーもフラットに扱えるし、最初から、たとえば3年なら3年契約なので、やめるのも容易だし、続けることもより意識的に選択できる。

2.0のデメリットが半分くらいは消失するし、更新時期が迫ってきたら、その関係が大切ならなんらか意識的に話し合ったりするようになると思うわけです。

うん。僕は好きですね。既存の制度と一般的な結婚観よりうーんと好き。

ただデメリットとしては、関係性の危機を乗り越える手立てに乏しいってところですね。別れるしかない。 ここまでパートナーシップのことを研究してると、パートナーとか家族って、基本的に問題が勃発するわけです。なぜなら、僕らは皆傷ついているから。そしてその傷は、近くて持続的な関係でこそ問題となって浮上する。

それを超えることができたなら、間違いなくより自由になり、より深いつながりが得られるんだけれど、2.5まではその方法はない。



***



「結婚3.0」


そんなわけで、近くて持続的な関係ではお互いの傷が問題となって浮上する、という法則を、より積極的に認めて、それを前提にして作るのが結婚3.0です。


ここでは約束はないけれど、握り合うことがあって、


・近くて持続的な関係ではお互いの傷が問題となって浮上することを前提として受け入れる ・問題は相手のせいにせず、自分の傷が作り出していることを前提として受け入れる ・これらの前提をもとにして、傷と問題にそれぞれが取り組むことにベストを尽くす ・その際、お互いが防衛的にならず真実の痛みや願いを明かし合うことにベストを尽くす ・その道を共に進むパートナーとして、お互いに敬意を払い、いたわり合う

みたいな感じ。


これができたら、ほんと最強の自己成長と自己実現の道になります。

僕は以前からそれなりに自分のことに取り組んで、自分を磨いてきたつもりだったけれど、今のパートナーシップに取り組んでからは、「これまでなんて大雑把な取り組みしかしていなかったんだろう」って愕然としました。


そして自分が自由になると同時に、かけがえのない人が現れるというか、そういう関係性が築かれていく。

たとえば一年ごとに振り返るなら、確実に二人の絆が強くなり、唯一無二の人になっているのを感じられることでしょう。


こうなってくると、婚外恋愛とかする必要性がなくなってきます。


デメリットとしては、方法を知らないとできない(一部の天才を除く)のと、知っていたとしても手間はかかるっていうこと。


でもまあ、どんなパートナーシップだって手間かかるからね。報われる手間がいいですよ。


僕が開発して、学んだみんなと共に実践しているGFL(Generating a Field of Love)は、この結婚3.0を築いていくための方法を体系化したもの。


もうね、すごいよ、実践しているみんな。

僕はここまできてついに、未来の地球に確実な希望を持てるようになりました。


興味ある人はぜひジョインしてきてくださいね。

今年2022後半にはまた、GFL半年講座金曜コースを開催予定です。






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