たまたまかもしれないんだけれどさ、初心者だからめくじら立てずにちょっと自慢させてくださいよ。嬉しかったのよ。
何日か前の夕方の授乳後、あーちゃんはまだなんだかご機嫌麗しくない感じだったのね。それで僕が寝かしつけ担当だったわけなのです。
僕の仮説としては、「この子としっかり一緒にいて、僕が真実の状態であれば、必要なことが起こるはず」というもの。
ということで実践してみたのね。
彼女に意識を向けてよくみてよく感じる。
そしてただ僕として在る。
それで自然に出てきたのは、歌。
しばらく歌っていました。僕がいい状態で歌っていられるような、好きな歌とか、歌じゃないけれどメロディとか。どっちみちなぜか歌詞はいらない感じで、ラララとかルルルとかハミングとかで歌っていました。
僕は焦って寝かせる理由も特にないので、ただ心地よく彼女と一緒にいた。歌っている間彼女は、目を開けて静かにしていました。この日はまだそんなに目が開いていない時期だったので、なかなか大きな反応。
そうなんだけれど、歌が終わると泣き出すんですよね。お腹すいている時の様子とは違うので、引き続き授乳じゃない道を進みます。
***
さっきと同じようにしていると、次に出てきたのは、僕自身のことを話す、というもの。
「お父さんがこの星に生きてきて、ああよかったって思うのはね、そうだな〜、美しいものを見る時とかなんだよね。人間の中に美しいものを見つけるときもあるし、人間じゃなくて他の生き物だったり、風景の中に美しさを見るときもある。もう少し大きくなったら一緒に見られるけれど、お庭に花が咲くんだよ。その花にくるハチさんが、すごくかわいいの。・・・」
みたいな話を出てくるままにゆっくり話して聞かせていました。
そしたらそのうちだんだん静かになってきて、その間も僕自身のことを、本当のところから話して聞かせ続けていて。
程なく彼女は眠りにつきました。
***
その様子を見ていた桂子ちゃんが、とても驚いた様子で、そして静かにひそひそ声で「すごかった!そんな寝かしつけ方があるなんて!神寝かしつけだったよ!」と言っていました。
それを聞いて、ちょっと自慢げな気持ちになったってわけ。えへへ。
まあ他にどうやったらいいのかわからなかっただけとも言えるんだけれどね。
(この記事書き始めたときはその1回だけだったんだけれど、その後もこういうやり方でうまくいっている感じ。でも桂子ちゃんとあーちゃんのシンクロ率が上がってきて、寝かしつけがほとんど必要なくなってきてもいます。)
Comments