あなたが世界から受け取ってしまった愛は?
- 二子渉
- 2月7日
- 読了時間: 3分
使命系/暮らし系。
カップルですれ違いの大きくなる分野の一つ。
「使命系」は、自分の命を使ってこの世界にどれだけよきものをもたらせるか、が大事な人たち。家族と末長く笑って過ごしました、というだけの人生では死んでも死にきれない。
「暮らし系」はそうじゃない人たち。非使命系を便宜上、「暮らし系」と呼んでます。世界がどうなろうが、まあ、あんまり知ったことではない。自分と身の回りの人たちが、幸せに生きることこそが大事。
生まれつきでもないし、スペクトラムになっている気もしますが、場合によってはかなり致命的な断絶になります。
とくに使命系の性質が強い人が、目の前の家族を大事にせずに何が使命だ、とストレスを募らせる暮らし系のパートナーに対して、もうやっていけない!となって飛び出すケースは、結婚2.0ではかなりあります。
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さて先日はオンラインサロン内で、この使命系についての集まりがありまして。
最近思いついた使命系の性質についてお話ししました。
けっこう気に入ってる発見なのでこちらでもシェアします。
それは。
使命系の人たちは、地球や、社会など、身近な人を超えた何かから愛を受け取ってしまった人たちなんじゃないかということ。
たとえば。
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僕は若かりし頃、インディアン(アメリカ先住民)の智慧と技を熱心に学んでいました。
トラッカースクールという、世界最高のインディアン文化のスクールの1週間のクラスが、たった一度だけ日本で開かれたことがあって、その時に体験したこと。
日程の終盤に野草の授業がありました。
インストラクターについて回って、食べられる野草を摘んできて、サラダにして食べるというもの。
食べられる野草。皆さん何を思い浮かべますか。
その時摘んできたのは、タンポポとかオオバコとか、「ザ・雑草」みたいな植物たち。
そのサラダにちょっとオイルと塩で味付けして食べたのですが、ものすごく美味しくて驚きました。
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サラダをいただいている廃校の教室から窓の外の森を眺めたら、僕の命を支えてくれる食べ物が、ひたすらたくさんそこにあるのが見えました。
なんという豊かな場所に住んでいたのだろう。
そのことに衝撃を受け。
その豊かな大地に何の注意も感謝も払わずに生きてきてしまったことに、さらにショックを受けて、涙が止まらなくなりました。
この体験をはじめ、この時代、インディアンの智慧と技を学びながら、「必要なものはすべて地球が与えてくれている」という体験をたくさんしてしまった。
これほどに愛を注がれているのを実感してしまった。
その圧倒的な愛はもう、どうがんばったって、一生かかったって、ほんのカケラほどもお返しできない。
だから僕はこの先も、地球の自然の美しさへの愛が枯れることはないでしょう。
そして、まったく返せないとは言え、何もせずにはいられない。
それが今の結婚3.0の話にどう繋がるのかはまた別の物語なんですが、とにかくその与えられてしまった愛に報いずにはいられない、その思いで生きているわけなのです。
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こんなふうに、すでに世界からの愛を受け取ってしまって、それを無視できないくらい溢れちゃっている人は、この世界に何かお返しせずにはいられない使命系になってる。たぶん。
使命系の皆さん、あなたが受け取った愛はどんなものでしたか。
(写真は昔いったときのオンネトー)

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