「わたしのままでいいんだ、と思えました」
「このままの私で愛されるんだと納得しました」
GFLの場に触れた人が、しばしば伝えてくれる感想。
これってなかなかパワフルな気づきなんですが、でもレクチャーの時にしても個人のプロセスを扱っているときにしても、僕が直接参加者さんに「あなたはあなたのままでいいんですよ」とか言うことは、全くと言っていいほどありません。
GFLを学んで体得していくほどに、「ああ、このままのわたしで居さえすればいいんだな」と腑に落ちていきますが、それは「あなたのままでいいんです」と伝えられることによってではありません。
もし僕がそんなこと言われたら、なんか押し付けがましく感じるだろうし、証拠見せてみろよとか思いかねないです(笑)。
そう思いません?僕がひねくれているのかな。
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じゃあ実際どうなのか。
「あなたはあなたのままでいいのか?」
僕自身としては、「あなたがあなたのままであること」が、言い換えると自分がほんとうの自分であろうとし続けることが、誰かと共に生きていくためにはむしろ不可欠だと捉えてもいます。 いまのところ、関係性を深めながら生きていくなら、それ以外の選択肢はないっていう仮説なのです。
GFLの場に長く触れているほど、そのことを自分で確認できていく機会が増えていきます。
実際にいろいろ学んで取り組んでいくと、いやぁ、ほんとうにそうだなって実感していく。
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それは主に、あるものをただ、「ある」と見ることによって。
そして、ないものをただ、「ない」とみることによって。
自分の中にある気持ちを、ないことにしない、とか、 自分の中にある気持ちを、ちゃんとあることにする、とか、 相手の気持ちはきっとこうだ、と想像するのではなく、 たとえば「絶対嫌ってるでしょ」と想像するのではなく、 実際に尋ねてみたら「嫌っている」はなかった、と知る、とか。
ほんとうはどうなのかを知り続けること。
真実の世界に触れ続けるということ。
GFLではよく、「真実は癒す」と表現していたりします。
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「あなたはあなたのままでいいのです」って押し付けられるわけじゃなくて、 自分の中にあるものをちゃんとあることにしたら、関係性が改善した、みたいな経験を実際に積んでいくことによって、「ああ、本来のわたしの姿で居ればいいんだな」と知っていくことになる。
これは、それぞれが自分で経験して納得していくところにこそ、意味があると思うの。
だから僕としては、「あなたはあなたでありさえすればいいと知ってるよ。でも自分で確かめてみて。ここにその道があるから。」って思っているのでした。
僕にできるのはその道を示すこと。
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ここからはおしらせ。 こういうことを学んでいるのがGFLの半年講座です。 いいなと思ったら、是非いらしてください。 半年講座無料説明会はこちら。
(写真は近所で撮った最近の夕焼け)
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