ううう、このすれ違いは痛い
- 二子渉
- 2023年1月10日
- 読了時間: 3分
桂子さんの体調不良が長く続いているため、対話の時間も全く十分取れずにいる我が家。
そんな中でも話しているけれど、あーちゃんを身ごもってからずっと危機の状況にあるので、二人のアーリートラウマも浮上しまくりで、ぜんぜん追いつかない。
肉体的に健康な夫婦だって追いつかないこと多いやつですよ。
そして「使命系」と「暮らし系」についても、その後も我が家では熱いトピックで。改めてこの切り口で見ていくことの意義深さを痛感しています。
お互いが人生の中で満ち足りるポイントが根本的に違っていて、実に見えにくいんだよなあ。
***
この1、2週間は、僕がこのままでは満ち足りないし、その痛みを聞かれる必要がある、っていうところから話が始まった対話。
でもこの観点からいうならば、僕も彼女が望むものをまったく十分に与えることができていなかったのだな、とすごくわかった本日。
桂子さんからはっきり言われて、そういうことだよなあって、なんかすごくわかった。
僕としてはですよ、仕事をとめてそばにいて欲しいといった彼女の望み通りに、働かなきゃ即収入が途絶える自営業で1年近く育休状態を実現しただけでも、とてつもなく困難なことをやり遂げた、これだけで勲章ものでしょと思ってきてたけど、そういうところは彼女にとってはたぶん最重要なことではなかった。
それがすごく伝わってきたんですよね。
このすれ違いは痛いなあ。
***
まだ対話の途中なので、僕は防衛のストーリーにはまらないよう、がんばって踏みとどまってるところ。
無意識の動きを放置すると、容易に、「こんなに死力を尽くしてやってきたことが、ほとんど無駄だったってこと!?じゃあもう全部投げ出していいですか!?」みたいなところに落ちていく。
この防衛的な子どもの思考回路に乗っ取られると(それをリアルだと思い込んでいると)、関係性は破綻していく。
そしてそのストーリーは真実ではないことを、僕らはわかってもいる。 でもじゃあ真実はどうだったということか、まだ十分に聞けていない。
ここで保留にしてあるのはけっこうたいへんなのだ。
痛いし大変なんだけれど、ここに取り組んだらもっとそれぞれが幸せになれるし、二人で豊かになることがわかっている。そのことは二人ではっきりと握り合っているから、最終的には大丈夫だとは確信できているのが、なんといっても絶大な安心感がある。
それに、ここに道を作るのが僕のお役目だという自覚はあって、そこに意識を向けるとエネルギー湧いてくる使命系なわたくし。
とはいえ痛いし大変なのよ。
みたいなことが現在のリアルなところ。
優しいコメント歓迎。

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