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パートナーとのエネルギー循環が冷えていくとき

今日のテーマは、「パートナーとの間にあるエネルギー循環が冷えていく」という現象について。


パートナーシップを蝕む要因はたくさんありますが、エネルギー的に見ると大きく分けると二種類です。


その1:否定のエネルギー循環を作り出す

 悪影響を及ぼす否定的な関わりをする

 例えば感情的な反応を相手にぶつける、など


その2:エネルギー循環を枯渇させる

 二人の間にある感情を分かち合わない

 例えば、愛している気持ちを表現しない・受け取らない

 例えば、不満な気持ちを「まあいいことにしよう」と溜め込む、など



かなりのカップルで、二人のうちの一人が関わることを強く求め、もう一人が干渉し合わないことを強く求めます。ここがマズイ具合にかみ合ってしまうと、関わりたい側が否定的なエネルギー循環をせっせと作ってしまう結果になり、干渉し合わない側がエネルギーを枯渇させることをせっせとやってしまう結果になるという悪循環が生じます。


この辺りはたくさん語るべきことがありますが、今日はエネルギー循環を枯渇させる場面について。


***


別の記事で書いたように、二人の精神的な自立の度合いが高まってくると、一般的にお互いへの行動に干渉しなくなっていきます。それぞれが自分を幸せにすることに責任を持っている、と双方とも理解しているからです。


それ自体は健全なことなのですが、二人の関係性のなかでなにかしらネガティブな感情を持った時に、それを分かち合わないとエネルギー循環は冷えていくのでした。





こんなことを言ったら彼に嫌われるんじゃないか、こんなことを言ったら彼女に小っさい男と思われるんじゃないか、などなど言わない理由はいろいろです。


そしてその理由には、ほとんどの場合相手への配慮の気持ちが含まれます。


そしてほとんどの場合、同時に何らかの恐れの気持ちが含まれます。


相手の「行動に」干渉しないということと、自分の気持ちを分かち合わない、ということの、微妙な違いがパートナー間のエネルギー循環を捉える時に、決定的なものになります。


この循環を回復するカギ(あるいは普段から保つカギ)は、真実を語り合えるかどうか、それを受け取り会えるかどうか。


とはいえ、言えない時には言えないものなので、はじめの一歩は「言えなさについて開示する」ということです。


(つづく)

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