メンズ限定のタントラワークショップに参加してきました。
僕の個人的な理解では、自分のうちなる男性性とつながり直す時間。
いや〜、おもしろかった。し、なんだろ、楽しさと感動と、色々味わう時間でした。
パートナーシップのことを長年やっていると性の重要性はいつも感じるし(というか、実を言うともっと前からOSHOの弟子筋の知人がいっぱいいたり色々あって)、タントラは気になるものなんですよ。
仲間の何人かが2月に同じプログラムに参加してたのを見かけて、ピンときて参加した『Tantra for Men~ Way to Natural man~』。
踊ったり叫んだり人と対峙したり瞑想したりといろんなワークが次々と展開していって、ライオンやゴジラみたいな叫び声をあげすぎて翌日声が枯れたほど。
たっぷりいろんな感情や感覚を味わう感じだったのだけれど、言語化して捉える時間はあまりなくて、深い気づきや洞察をつかめたと言うふうには個人的には至っていないんだけれど、
でもこういうの繰り返してたら耕されるよなあというのはわかった。
***
途中ペアで「男として今の自分に足りていないのはなにか」みたいなシェアをする時間がありまして、それまでに多少なりとも自分の男性性と繋がっていたのを踏まえて自分の中から出てきたのは、
「肉体の強靭さやエネルギッシュさ」
みたいなことだったんだけれど、これがなかなか深くって。
この日が始まって、自分の感覚に注意を向けていてまっさきに気づいたのは、男性と向き合ったり、関わったりする時に、常に常に「自分とこの人で、どっちが上か」みたいに判定しようとする感覚。
もうね、わらっちゃうくらい、常に優劣つけたがっているの。
これは個人的には、男性の成長意欲と関わっているとおもっているので嫌悪するようなものでもないんだけれど、それにしてもほんとずっと作動してる。
で、通常運転時の僕は「肉体の強靭さやエネルギッシュさ」が、男として自分に足りていない、とか言いたくない人なんですよ。実際言わないし、肉体鍛えるとかしてたまるかくらいな(笑)
なんかそれだと、薄っぺらな優劣基準を採用しちゃうような気がしてたわけ。8割くらい無意識で。
でもこの日、「肉体の強靭さやエネルギッシュさ」が今の自分に男として足りていない、と語った瞬間は、ああ、自分の中にあるこの男性性をもっと生かしてあげたいよなあ、それが可能になる強靭な肉体やエネルギー、あったらいいなあ、とフラットに思えていた。
これは、いいことばがみつからないけれど、なにかしらとても心地いい感覚でした。
そのシェアの後はそれまで以上に、子どもの時みたいにおバカな男子の一人として過ごすことができて、それも、なんとも心地いい感覚。
***
ワークショップが終わった後、みなで食事に行ったんだけれど、これがけっこう強烈な体験で。
生まれて初めて、男子だけ10人とかで真面目に恋バナしまくった。
年齢も30歳から50代まで。
男子同士で恋愛の話をすると、3人くらいならともかく、人数が増えたら茶化したり下ネタに走ったりしがちで、それだとほんと僕はつまんないんですよ。
しかも年代も違ったりすると、ほんと深みのある話にならない。
でもこの日は、めっちゃ真面目に愛と恋と性の話をインドカレーを食べながらしてて、「ああ。これはなんて素敵なことなのだろう。」と感動しました。
ファシリテーターのカビールはじめ、スタッフたちや、これまで取り組んでこられた人たちによって築かれた、素晴らしい財産だと思います。
またチャンスがあったらぜひ参加したいなあと思いました。
どうもありがとうございました。
Comments