娘のいる父親のみなさんは、どうなんだろう。
こういう感覚あるのかな。
今日、娘がとてもお世話になっているベビーシッターさんと公園で遊んでいる時に、僕は買い物があって車で通りかかったのですが、娘の成長した姿と、それをずっと大事に支えてきてくれたベビーシッターさんの娘への温かい視線や関わりを見かけて、なんかありがたくて泣けてきてしまった。
娘が2歳半を過ぎて、僕は人生で味わったことのない気持ちを味わっています。
なんだこの気持ちは。
初めての感覚ですぐにうまく言語化できないので、ちょっとトライしてみます。
大きな枠組みで言うなら、これまで感じたことのない種類の「大好き」みたいな気持ち。
男性の僕にとって、大好きの最上級は妻に対して感じる気持ちなのですが、娘に対する大好きは妻とも違うし友人とも違う、何か特殊なニュアンスがあります。
強い愛おしさがあるし、雑に扱ってはいけない繊細な宝物に対する、んーー、これは畏敬の念みたいなのに近い気持ちか、そういうのがある。
この、宇宙から預かった美しい宝物に、たまらなく切ないほどに魅了されつつ、そうだな、やっぱり怖さがあるんだな。下手に触れて壊したくない一方で、適切に触れなかったらそれはそれで壊してしまいそうで、どちらにしても怖い。
この美しいたましいに、最も身近で影響力があるポジションを与えられて、とても光栄で嬉しくて誇らしい気持ちと共に、すごく怖いわあ。
なんというか全然自信がないと言うか。まあ自信がないくらいで健全だとも思うけど(こんなパパでごめんよ、みたいについ言いたくなる、この自信のなさみたいなところはもうちょっと言語化してみたいな)。
この子のたましいが、せめて僕にあまり邪魔されることなく、全開で輝いて幸せでありますようにと祈るような気持ち。
それを共に支えてくれる人たちに対するありがたさ。
こうしたいろんな気持ちの総体は、人生で初めて味わう種類です。
実は今日のその、最初に書いた僕がありがたくて泣いてた時、妻も別のきっかけで同じようなことを感じていました。
娘の寝かしつけの時、一瞬3人揃うのですが、その話を妻として。
「ほんとうにこの子がきてくれてよかったね」としみじみ言い合ったのでした。
娘を持ってる父親の皆さん、こんな感覚ある?
(写真は娘が、ちょっと変わった形のブラシをカメラに見立ててるところ。僕のコンデジに似てるの。)
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