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  • 二子渉

奴隷のような現実の創造と脱出の話

更新日:2022年8月27日


僕「おお、今は大切な人として扱われている気がする。」

桂子「そういうけれどさ、いつもそのつもりなんだよ。それなのになんか、奴隷のような扱いとか言われるとすごく心外なんだよね。」

みたいなところから始まった本日の対話。


ことの発端はこういうこと。

サポート&インターンの人が誰もいない時に、特に夕食後、ごく限られた時間の間にやることがたくさんあって、僕がそれを一手に引き受けてるわけなのです。 桂子さんはまだほとんど寝たきりで、20時過ぎには床に入るんだけれど、授乳が終わったら僕が夜半まであーちゃんを預かることになる。

それでその夕食後のすごい忙しい時に何か新たに頼まれて、「ちょっとそのくらいは長男くんに手伝ってもらってよ。僕はやること他にも山ほどあって大変なんだから。」と反応的に言ったという出来事。



***



僕の側の体験としては、ほんと限られた時間の中で、精米がセットして何分かかる、このお湯の量沸かすのに何分かかる、お茶を煮出すのに何分かかる、湯たんぽ用のお湯を沸かすのにも何分かかる、その待ち時間をうまく組み合わせてお米研いだりあれやこれやどうにか制限時間内に全部できるようにしよう、と力を尽くして実現してる。


しかも僕からしたら、僕にぜーんぶを一任されているならやらないような嫌いだったり苦手だったりする作業がたくさんあるけれど、桂子さんの望みを叶えてあげたいなと思うからなんとかやってる。


それなのに、すごく忙しいから長男にも手伝ってもらってと言っても渋られる。僕にはどれだけ負担がかかっても知らん、やれ、って奴隷みたいな扱いじゃないか。 っていう体験になってるわけです。


「これらは桂子ちゃんの希望に沿ってやってることなの。好きで得意なことをやるのは別になんでもない。苦手で嫌いな作業にもかかわらずやってるところが愛なんだよ。そこに桂子ちゃんからの愛と尊敬がなかったらとてもやってられない。」


という気持ちになってて、そのように伝えたりしてました。



***



桂子「それは今、気持ちを聞いて欲しいっていう話?具体的な解決策を相談したいの?」


僕「具体的に解決される必要がある。ここまで最大限工夫してきてすでに手一杯だ。そう言ってきたはずなんだけれど。」


桂子「忙しいとは言ってたよ。それで解決策を相談したいなら、そう言わないとわからないよ。」


僕「いや、長男くんにも手伝ってもらってくれって言ったじゃない。大変だからって。」


桂子「大変って、どのくらい大変かもわからないし。」


僕「わざわざいうくらい大変なんだよ。大変だ、って言って、他の手を借りてくれって言ってるんだよ。どうにかなるならそんなこと言わないでしょ。」


桂子「そんなのわからないよ。私が大変っていうのとは意味が違うんだろうね。」


僕「むうう。なぜわからんのかわからん。まあでもわからないのね。」


桂子「ちゃんと言わないと。それで。どうしようか。今後もサポートの人いない時には同じような状況になるわけでしょ?」


僕「まずは桂子ちゃんが、忙しい時には長男くんにも手伝ってもらう、っていうところに立って欲しい。そうじゃなくて僕だけが言ったら、僕と長男くんの関係が難しくなると思う。」


桂子「う〜ん、そこは考え方が違うからなあ。仮にそうなったとして、何をやってもらったらいいの?」


僕「中3になるんだからもう、なんでもできるでしょ。米だってとげるし、お茶だって入れられるし、湯たんぽだって入れられるだろうし、じゃがいもすり下ろすことだってできるでしょ。」


桂子「でもさあ、わたるちゃんみたいにテキパキできないよ。かえって時間かかるんじゃないの?」


僕「(これまでやらせてこなかったからじゃないか、と、めっちゃもやもやするが言わず)」



***



桂子「それにやっぱり、わたるちゃんがテキパキと着実にこなしてくれることに安心感があるんだよ。特に私にとって大切にしたいことを手早く確実にやってくれているから、私はそれですごく大切にされているって感じているんだよ。 それで私にとってのヒーローになってるの。 長男くんにヒーローになって欲しいとは思わないでしょ。わたるちゃんが苦手だったり嫌いだったりしてもやってくれるところに愛情を感じているし、そのことでヒーローになってくれてるって思って、私は嬉しいんだよ。」


僕「ん?そうなの?1ミリも伝わってなかったよ。ちゃんとそれ言ってよ。僕に聞こえてくるのは、お義父さんはこういうこと好きでやれる人なのに(僕がそうじゃない)、ってことに対する落胆ばかりだよ。」


桂子「いやいや、私はそこにわたるちゃんの愛情を感じてるよ。他の人ではできないレベルでやってくれてると思ってるよ。前の夫はこういう時に防衛的にはならなかったけれど、テキパキこなしもしなかった。わたるちゃんは実際にやってくれるんだよ。 でも忙しい時はなんか、殺気立ってて怖いから言えなくなるんだよ。もっと防衛的じゃなくいてくれてたら言えるのに。」


(恐るべき二人の現実創造、っていうか僕のか。)


僕「そうなのか。全然そういうふうには伝わっていなかったよ。もしそう思ってくれていることが十分僕にも伝わってたら、もっとずっとやりやすくなるよ。」


桂子「怖くて言えない時に、怖い、とも言えていないのは問題だったね。まあでも、その時じゃなくてもできるだけまた伝えるようにするよ。わたるちゃんも私がこう思ってること忘れちゃうだろうし。」


僕「忘れちゃうっていうか、日々、エネルギー使ってやってるわけだから、日々エネルギー供給されたいよ。」


桂子「やっぱりこの二人での循環が鍵だったのね。GFL的には基本のやつだったね。教えてることができてませんでした、って報告しないとね(笑)。」


僕「まあそうなんだけどさ、できていない時があっても、またリカバリーしていくのがGFLだとも思ってるよ」



というふうにして、結局長男くんに手伝ってもらうことは二の次で、僕ら二人でエネルギー循環を良くするというところに落ち着いていったわけなのでした。



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