昨日の続きです。
半年前は体調の悪い妻に引き止められ外出もままならず、空気のように自由が必要な僕は、このままでは突然死しかねない状態だったのが、今は妻が「こちらのことは心配ないから出張がんばってきて」と送り出してくれるようになった。
僕自身が、自分の現実創造のパターンに取り組んだ結果、僕が心底困っていた現実が、むしろ超愛されている現実へと変容した。
これこそ結婚3.0の最高におもしろいところだけれど、実際どうやって取り組んだのか。
っていう話の続き。
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正直、いっぱいやったことはあります。
GFL半年講座で伝えていることをいくつか組み合わせて駆使した。
んだけれど、この投稿では話をシンプルにするために、一つだけ紹介しますね。
GFLで特に大切にしていることは、自分の願い、自分の望みにつながるということ。
それがなんと言っても、望む現実をクリエイトする原点になる。
そしてうまくいっていないほとんどのケースで、この自分の望みを本人がわかっていないのです。
ごく表面的にだけわかっていたりしても、それだと現実は動かない。
自分のど真ん中の願い、望み、大切にしたいこと、そういうものをとらえる必要があるのでした。
それを見つける入り口になるのは、自分が何にこころ痛めているのか、何に困っているのか、そういうところ。
本当に痛みを感じているのは、何ゆえか。
その痛みの核心はなんなのか。
その痛みと、願いや望みは、表裏一体。
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さて僕自身もこのテーマに関して、この不自由さが苦しい、みたいな感覚はずっと前からあったんですよ。
もっと自由に動けるようになりたいとか、日常の延長じゃない距離まで離れたいとか、そういう望みは自覚していた。
桂子さんが笑顔で送り出してくれたらいいのに、っていう望みもあった。
敬意をもって扱われたい、みたいな望みも見つかってた。
でもそれだけではどうにも状況は動かなかったのね。
やり方が間違っていないことは、それはそれではっきりしていたので、さらにしつこく、深く、自分の望みを見つけていったわけです。
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その作業の中で僕のコーチが
「ふたこさんが奥さんの要請を断って飛び回ったら、
どんなまずいことが起こるんでしょうか。」
みたいなことを改めて尋ねてくれたときに。
「む。
僕は桂子さんのことを、どうやら心配しているぞ。
自覚は薄かったけれど、すごく心配している。
できれば彼女がいうように、
ずーっとそばにいて、
一日もこころ細く感じることなく
安心して暮らしていられるようにしてあげたい。
ほんとにそう思ってるんだ。」
ってはたと気がついたのでした
。
ここに実はすごく大きな願いがあった。
そして、僕の性質や力量(?)では、それは死ぬほど無理しなくては叶えてあげられない。
叶えてあげられない現実が痛過ぎて、その痛みを感じるのを避けて通ってきてしまった。
実際には叶えてあげられないという現実を、僕自身が受け入れられずにいて、それじゃあダメだ、と僕に鞭打っていた。
自分で自分のことを許せず鞭打っているのに、桂子さんに、こんなにがんばってるのに!って認めてほしいがってた。
これじゃあダメだよ。機能しない。
痛みを避けていたら、願いも見失う。
僕に起こっていたのはこういうことだったのです。
探してたのとは真逆方向にあった願いが見つかりました。
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それで僕は改めて桂子さんに、
「僕もできればずーっとそばにいて、
桂子さんが一日もこころ細く感じることなく
安心して暮らしていられるようにしてあげたい。
ほんとにそう思ってるんだ。
そしてそれは僕には死ぬほど無理しないとできなくて
できないってこと自体、とても痛いんだ」
という話をすることにしたのでした。
本当の願いと、本当の痛みを、分かち合う。
こうする、と決めた時点で、実際に言う前から
「やったぞ。これで絶対現実が変わる。」
と僕は確信したのでした。
それがつい6月終わりくらいの出来事。
実際この話もして、それからひと月ちょっとで、
完全に現実が変わりました。
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彼女は今回、僕が上京するにあたって
「私は大丈夫だから、心配せず頑張ってきて」
と自ら何度も言ってくれるようになっただけでなく、
とても敬意をもって接してくれたり、
たくさんの望みが叶っています。
僕が自分のことに取り組んだら、相手が理想的なパートナーへと変容する。
一見そう見えるし、彼女は彼女以外の何かになったわけではなく、僕が止めていた彼女の愛が、止められることなく現れるようになっただけでもある。
これが結婚3.0です。
*ちなみに本文中に登場するコーチは、 千珠 さんです。めっちゃ助けてもらってます。
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