前に書いた、「稼げない男は◯ネ問題」について、うちの妻の桂子さんはどう思っているかというと。
彼女に聞いたらこんな話をしてくれました。
まずはね、彼女は学生の頃に、すご〜く好きだった彼氏がいたっていう話。
そもそも彼女は、パートナーシップのために生まれてきたような人で、若い時からヴィジョンを持って結婚に向けて着実に歩いていったの。
僕が中学くらいで地球環境問題に興味を持って、そのまま一直線に太陽電池の研究者になっていったのと同じように。
彼女は、その時々なりに彼女の理想とする結婚(あるいはパートナーシップ)のイメージがありました。
当時豊かな家庭生活を築くにあたって、しっかり稼いでくれる男性であることは、共に生きるパートナーに求める当然の条件だった。
その時の彼氏Dさん(仮)はすごく好きだったけれど、なんというか、生活全般だらしなかったんだそうで。身なりもだらしないし、寝坊して単位落とすし、そんな感じで留年して卒業も遅れるみたいな。
「結局、そういうことは生きる態度の隅々にまで現れる」と彼女は感じたそう。
このままでは、理想としている結婚を共に築ける人ではなかった。
でも人として、男性として、すごく好きで愛していた。
それで彼女もとても苦悩したと言います。
そんなわけで、まあ当たり前といえば当たり前だけれど、その人を好きかどうか・愛しているかどうかと、その人をパートナーに選ぶかどうかは、別レイヤーの話だねってことでした。
彼女は、彼女の中にあるパートナーシップへの夢を実現したい。
その願いがなんといっても最上位にある。
それで、じゃあ今は僕との関係でどう思っているのかって話に続くんだけれど。
つづく。
Comments