このトピックが気になる人は、先日の【シングル歴と、きちんとする防衛の関係】っていう投稿を踏まえて読んで欲しいのですが。
常にパートナーがいる人と、長いことパートナーがいない人とを比べた時に、まず目につく特徴として、「素敵な異性はいくらでもいる」と思っているかどうかの違いがあります。
別れてもパートナーがすぐにできる人に聞くと、基本的に男好き(女好き)です。
あの人素敵だな、っていろんな人に対して思ってる。
友人知人はもちろんですが、電車の中で見かけた人でも、お店の店員さんでも、素敵なところに目がいってしまう。
見た目がかっこいい、声がいい、こんな気遣いをくれた、夢を持って頑張ってる、とかいいところを数え上げちゃう。
なので、「出会いの機会がありません」っていう話がよくわからない・理解できない。
どこにでも素敵な人はいるのになあって、素朴に思ってる。
そういう世界に生きてる。
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それに対して、長いことパートナーがいない人の多くは、出会う人の嫌なところ、ダメなところに目がいってしまう。
きちんとする防衛の特徴ですが、すぐにあの人のここが嫌だ、ダメだ、という「減点ポイント探し」が始まります。
あるいはすごくいい人を見かけたら今度は、自分に対する「減点ポイント探し」が始まります。
きちんとする防衛の自動思考の特徴は、絶対評価減点方式。ダメなところを自動で数え上げちゃう。
その世界には素敵な人はいないのも無理もないです。
誰だってそうやって評価したら100点満点のわけがない。
で、繰り返しになりますが、これはあなたの本体がやってることじゃない。
あなたはなにも悪くない。ここでぜひ自分を責めないように踏みとどまってください。
責めちゃったら責めちゃったで、責めちゃってるねー、それもオッケーって思っておいて。
あなたが悪いんじゃなくて、あなたにとって不利益な、こころのシステムが無自覚に働き続けてる。
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ここに取り組んだある女性は、もともと、どいつもこいつも頼り甲斐がないと思っていたのですが。
ある時からとにかく目に留まる男性のことを、この人も頼り甲斐がある素敵な人なのではないか?と見てみることにしたのね。
ダメ出しする声は湧いてくるけれど、それにはとりあわずに(ここポイント)、頼り甲斐や素敵さを見つけるように意識を向けていった。
そしたらすぐに告白されてパートナーができて、その後もGFL学んでたから素晴らしい結婚生活へと繋がっていったのでした。
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もう一回整理すると、あの人もこの人も素敵だなと思える自分を構築する。
あの人もこの人もかっこいい、頼り甲斐ある、男らしい、って感じることを自分に許可していく、そこに道があります。
そして繰り返しになるけど、これ一人だけで取り組むのが難しかったら、心得のある仲間と過ごすといいですよ。
僕らにつながりにきてください。
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